2014/12/09

 びっくりドンキーに行ったんですよ。昼飯を食いに。もちろん貴族たるボクはレギュラーバーグディッシュ以外を口にしないことは論を俟たないのですけど、どうも様子がおかしいんですよね。いつも食べに来ているびっくりドンキーなんですけど、どこかが違う。店員さんもメニューも大きな変化は無い。だけど大切な何かが、無いのです。

 わかった。灰皿が無いですわ。店員さんがうっかり置き忘れたのかしらとボクは店員さんに「すみません、灰皿ください」と言ったところ「あ、実は当店は禁煙になりまして……」とのご返事。危うくボクの中に眠る鬼の血が目覚めてしまうところでした。なぜに? なぜに禁煙にしたのですか? また街でタバコを吸える場所が減ってしまったではありませんか。いわばタバコはストレスの海であるこの日本を泳ぎきるためのシュノーケル。そもそも嗜好品ではありませんか。タクシーとかでなら禁煙なのはまだ臭いが残るからわかるけど、分煙されてる飲食店でいきなり禁煙にする意味はわかりません。ボクは修羅の形相でレギュラーバーグディッシュを食べて、会計を済ませてびっくりドンキーを後にしました。

 喫煙者の肩身が狭くなる意味が本当にわからないんですよ。マナーを守っていない人なんてタバコの話に限らずいるわけなんですから、タバコそのものを制限する意味がわかりません。だから「タバコ吸ってる奴とか害悪!」とか言ってる人とかいたら自転車に乗ってラリアットかましてやりたくなるんですよね。「喫煙者じゃねぇ!! 愛煙家だ!! 嗜好品の味もわからねぇお子ちゃまがァア!!」って。TPOを守って吸っているなら、誰がどこで吸おうと自由ではありませんか。みんな違ってみんないい。オチとか笑いどころとかは自分で探してください。